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Jacom.jp - 美食の街のテーマパーク「FICO」を訪ねて ローマ在住ジャーナリスト・茜ヶ久保徹郎【イタリア通信】

中部イタリアのエミリア・ロマーニャ州は、生ハムからチーズ、手打ちのパスタからバルサミコ酢、ワインなど、美味しいものだらけのイタリアでも特に美味しいものが多い地域です。日本から来たばかりの人が州都ボローニャに住むと、食べ過ぎや飲み過ぎで肝臓を壊すと言われています。

会場外観会場外観

2015年にミラノで開かれた食のEXPO「地球に食料を、生命にエネルギーをーFeeding The Planet,Energy For Life」は大好評で、2000万人が訪れました。特に日本館には200万人が入場し、長い列ができて10時間待ちの日もあったそうです。

この影響でボローニャ市の郊外に、2017年、食と農業のテーマパーク「FICO」が作られました。目的はもちろん事業として採算をとることですが、「EXPO2015」の理念「飢餓、食料安全保障、生物多様性」を引き継ぎ、人々、特に子供たちに食べるものがどのようにして作られるかを知ってもらうことが掲げられています。園内では牛や羊などの動物が飼われ、沢山の種類のブドウや果物の木が植えられています。

会場内の様子会場内の様子

コロナウィルス禍でしばらく休園となってしまいましたが、2021年7月に再開され、現地を訪ねてきました。改めてイタリア食品のすばらしさを見てもらうために、30の遊戯設備、7つのテーマ、レストラン26軒、そして60カ所で料理などの味見ができるように改良されていました。


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